「予想を立て、実験で確かめ、考察する」学び~3年理科

2022-11-02

 3年の理科「風とゴムのはたらき」の学習が進んでいます。先日は風の強さやゴムの抵抗を変えて車の走り方のちがいを比べました。子ども達は実験の予想をたて、実験をして結果を求め、考察をしてまとめる学習経験を重ねています。

 昨日は、プロペラカーの動力であるゴムを回す回数を変えての実験を行いました。予想「ゴムをまく回数が多いほど遠くまで車は走るはず」について、回数を10回、20回、30回と変えて実験し、車の走った距離を計測していきました。結果は回数が多いほど距離が伸び、「予想通り!」とまとめていました。

そして、「もっと回数を増やせば…」は当然の興味事項。さらに多い50回、100回で試すと、勢いよく飛び出した車は遙か遠くまで走っていき、子ども達は大興奮。中には回しすぎてゴムをねじ切ってしまった子も…。

 さらにさらに、ある児童の発言から「回す速さを変えるとどうなるか」の発展実験にもチャレンジ。同じ20回をゆっくり回したときと速く回したたきの違いを調べました。教材の性能がよいことも手伝って、どちらの場合もほぼ同じ距離のところで車は止まり、回す速さは関係ないこともわかりました。

 遊びの中に、理科的な追究がしっかりと行われ、なかなかの深い学びとなった時間となりました。(長文、失礼しました)

 


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