味のある作品になりそうです～５･６年陶芸教室

　「よし！」ろくろから作品が切り離された瞬間、制作中の真剣な表情からホッとした表情に変わります。改めて自分の作品を見つめ、達成感を感じている様子がうかがえます。

木祖村コミュニティ･スクールの活動として毎年５･６年生が取り組んでいる陶芸教室が８日行われ、湯飲みや茶碗などの作品づくりに熱中しました。

　６年生は昨年に続き２回目だけあって、コツを覚えているのか、粘土を扱う手つきも様になっており、どんどん進んでいきます。「おばあちゃんにプレゼント」と笑顔で話してくれた子、２作品目に挑戦している子、制作を堪能していました。

５年生は初体験。手本を見せてくださっている講師の先生の手つきをよく観察しています。そしていざ制作へ…。「うまくいかないなぁ…。」見るのとやるのでは勝手が違うのを感じつつも、徐々にコツを体で覚え、形になっていきます。困った場面では講師の先生もお手伝いしてくださいます。そして、無事マイ湯飲み(？)を完成させました。

　作品は乾燥後、素焼きを行っていただき、釉薬をつけて本焼きをして仕上げていきます。できあがりが楽しみですね。