命を守る大事な学習～大地震想定の雛訓練

　突然地震の効果音が校舎内に鳴り響くと、子どもたちは一斉に机の下に身を隠し、机の脚をしっかりと持って揺れが収まるのを待っていました。その後落ち着いた様子で校庭への避難に移りました。いつもの通り、やるべきことがしっかりできた子どもたちでした。

　関東大震災から100年目の今日の“防災の日”に合わせ、大地震想定の避難訓練を実施し、命を守る大事な学習をしました。今回は職員の訓練として、児童1名が避難できない状況を想定した救出訓練も合わせて実施。その間、子どもたちは静かに待っていました。

　訓練を見守ってくださった消防署の方からは、「放送や指示をよく聞いて、しっかりと判断して行動する大切さ」「ほどけていると危険な靴紐など普段の生活から気をつけるものがあること」のお話をいただきました。

　また校長先生からは、いつ起こるかわからない地震に対して「心の備え」と「物の備え」が大切であり、各家庭の「備え」の状況を確かめることを、校長先生から今日の宿題として出されました。今日の日を機に、防災について後糧での話題にしていただければ、学校での学びが強化されます。