命の大切さを学ぶ~5年理科
2023-11-01
木曽ネコ会と獣医師 松木先生においでいただき、村内でも増加している野良猫問題を通じて命の大切さを学ぶ学習を5年生が行いました。5年生は理科の学習で、人や動物の体や命の誕生について学習しており、その発展学習として取り組みました。
以前保健所に勤務され、たくさんの殺処分を経験された松木先生。開業後、地域における外猫の不妊化手術を推進。県内各所へ赴き、この4年間で8000匹近くの不妊化手術を行い、地域猫活動へ協力されてきたそうです。ここ木祖村でも先日木曽ネコ会ともに20匹を実施されました。
子どもたちにとっても野良猫は身近な存在ですが、いろいろな害も取り沙汰されています。でも、その野良猫は人間の都合で存在していること、猫のことを正しく理解して正しく対応することで、害はなくなり、命を保って野良猫と人間の共生が可能であることを学びました。子どもたちは真剣に話を聞き、問いかけにしっかりと反応し、休憩時間には用意された様々な展示物を興味深く見て、最後に移動手術車も見学させていただきました。
今回の学びから、相手のことを正しく知って理解することの大切さは猫も人間も同じだと強く感じました。松木先生、木曽ネコ会の皆さん、貴重な機会をありがとうございました。
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