キャンバスに記念の１枚を表現～６年卒業制作

　木祖村にある世界企業 マルオカ工業さんの全面協力をいただいて、６年生は卒業記念品を制作します。この取り組み、本年度で３年目です。子どもたちが記念に残したい１枚の写真を画材のキャンバスに写真製版し、その上にアクリル絵の具で着色していくものです。個々が選んだ１枚は、小さい頃の自分の写真や思い出のシーンなど様々です。

　いざキャンバスに色を付けていく場面、「この色どうつくればいいんだ？」と、はじめはドキドキしながら慎重に始めた子どもたち。徐々に慣れてくると筆も進み、思ったイメージになってくるとさらにペースも上がっていきました。お手伝いに来ていただいた方にアドバイスをもらいながら、細かな部分も細い筆を使ってていねいにじっくりと着色していきました。

　休憩をはさみながら２～３時間弱、最後にサインを入れ、見事な作品が完成。キャンバス枠の色を決めて終了。子どもたちもやりきった感にあふれ、お互いの作品を笑顔で見合っていました。

　この後、マルオカ工業さんで仕上げの工程を施していただき、専用のイーゼルとともに卒業にあわせて手元にやってきます。

とってもすてきな木祖村ならではの卒業制作です！