サバさん、ありがとう!~6年理科
2024-07-02
6年生は理科の単元「人と動物のからだ」で、呼吸や消化、血液循環などのはたらきについて学習しています。中でも消化については1本の消化管を通っていく間に食べたものを分解、栄養分が吸収され、不要物を排出することを学んできました。
そこで、魚を解剖して実際の様子を確かめる実習を行いました。班に1尾ずつ用意されたサバ。手袋をはめて解剖ばさみを入れていきます。はじめのうちはちょっぴり引き気味の様子も伺えましたが、腹部に収まっている内臓が姿を現してくるとその距離がだんだん縮まっていきました。ガラス棒を口から挿入してえらや胃とのつながりを確かめたり、内臓を取り出して内容物に食べられた魚のうろこを発見したり、えらや心臓、目玉を取り出してじっくり観察したり、意欲的に実習に取り組んでいました。
サバもこれだけ使ってもらえると、解剖皿に乗った価値があるのではないかと感じます。サバさん、実習のためにありがとう!
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