6/23 獅子頭を版画で～３・６年木曽ペインティングス ワークショップ

　「お～！刷れてる！」インクを塗ったシルクスクリーンを持ち上げると、そこには子どもたちが描いた獅子頭がしっかりと現れています。子どもたちも目を輝かせて見入っています。

　先日子どもたちが現物を目の前に描いた獅子頭の絵が、木曽ペインティングスの大沢さんの手でシルクスクリーンに加工され、灯籠の側板への印刷を行いました。説明を聞いた後、スクリーンの上にインクを置いてパテで薄くのばす場面に…。はじめのうちは子どもたちもかなり緊張していましたが、だんだん慣れてくるとコツをつかみスムーズに作業が進んでいきました。そして、次々に刷り上がると、できあがった作品を囲んで感想を述べ合っていました。また、最後には１枚の大きな布にも次々と印刷していきました。「むずかしかったけど、うまくできてよかった。」「芸術祭で飾られるのが楽しみ。」そう語る子どもたちの目は輝いていました。

　これらの作品はヒノキ枠の灯籠に４枚一組で組み込まれ、10月に行われる木曽ペインティングスの芸術祭で。藪原宿の街道沿いに並べられ、町並みを彩る予定です。楽しみですね。