9/1 今日の給食は「災害時体験献立」

　今日9/1は防災の日。２時間目には大地震想定の避難訓練を実施し、自分の命を守る大事な学習をしました。そして、給食も防災の日にちなみ「災害時体験献立」と称して、主食に『救給五目ごはん』のレトルトパックが登場しました。

　このごはん、10年前の東日本大震災後、電気やガス、水がなくとも食べられ、救援物資が届くまで命をつなぐための非常食にと、全国学校栄養士協議会が開発したものです。木祖小には姉妹品『救給カレー』を備蓄していて、万が一のときには提供できるようになっています。

　子どもたちはそれぞれがパックを切って、ちょっとドキドキしながらスプーンで食べます。黙食なので声はありませんでしたが、口に入れた瞬間表情が緩みました。食べ終わった後たずねると、たくさんの「おいしかった」という声。中には「ちょっと苦手な味…」という正直な声も…。でも、ちゃんと完食でしたね！　

　有事にこのような非常食と出会い、食べ慣れていないからと食が進まないことも考えられます。非常食を食べておくこともとても大事な経験と考え、給食で体験してもらいました。