お手紙からイメージして~2年木曽ペインティングス ワークショップ
2021-09-28
「高さ10mくらいの大きな木」「こんな植物見たことない」「坂をのぼると公園がある」……。お手紙に記されたキーワードをもとに、長さ10m、幅1.2mほどの透明なビニルシートに、子どもたちなりの発想で絵を表現していきます。木曽ペインティングスさんのワークショップに2年生が取り組みました。
「これ簡単!」「むずかしい…」お手紙を見ると様々なリアクションが…。そしていざシートに向かうと、子どもたちなりの発想で、マーカーや水を絵の具などの画材を使って、大きさも色も様々にどんどんと表現していきます。その表情はとても楽しそうです。そして、どんどんシートの隙間が埋まっていきました。
最後にはできあがった作品をみんなで鑑賞。どんなふうに描いたかについての発表を聞き合い、同じお手紙からでも描く人によってイメージがちがうことを知ったり、絵をつなげていくとお話ができそうなどとイメージを膨らめたりしていました。
実はこのワークショップ、久しぶりに友だちに会えて嬉しかったときに書かれた日記をもとに、一緒にいない人と遊ぶにはどうすれば…という課題から生まれたものです。子どもたちへの手紙はこの日記の中に記されたものや人で、この絵を通して日記の主との交流ができたのです。でき上がった作品は、10月20日から行われる木曽ペインティングス芸術祭で、笑ん館に展示され、日記の主も絵をご覧になる予定です。
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