10/29 木祖村の地域産業を活用した卒業記念制作～６年生

　キャンバスに向かい、子どもたちはアクリル絵の具で着色していきます。繊細な作業を真剣な表情で進め、どの子も集中しています。そして完成品は、まるで写真のような出来栄えです。

　本年度の６年生は卒業記念制作として。県の木曽地域振興局の「ふるさとの思い出品造成事業」を利用し、地元のマルオカ工業さんの全面的なご協力で、世界で１つだけのオリジナルキャンバスアート制作を行いました。それぞれが用意した１枚の写真（小さい頃の自分、今使っている大切なもの、ペットなど）を単色化して写したキャンバスに、アクリル絵の具で着色するものです。

　マルオカ工業のスタッフの皆さんに見守られ、ときにはアドバイスをいただいたり、ちょっと手伝ってもらったり、ほめてもらったりしながら作業が進みます。その様子を複数のメディアが取材しました。（ＳＢＣで夕方のニュースで扱われます。）

　完成したキャンバスは、後日額に入れられ、専用のミニイーゼルとともに記念品として贈られます。制作前には工場見学もさせていただき、地元にある世界企業のすごさも実感しました。また小学生が本物のキャンバスにアクリル絵の具で描く体験ができるのも木祖村ならではのことと思います。今回の活動が地域への思いを深めることにつながればと思います。貴重な体験の場をご提供いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。